専門学校から得られること
あらかじめ契約を結んだ企業の資金移動や残高照会を多機能電話やパソコンで行えるという制度だ。
「このサービスに関しての問い合わせや苦情を受付けるEB110番という窓口を設けています。
一日にかかってくる電話件数は約五○○件、ひと月で約一万二 ○○○件以上にもなりますが、特に、給料日の二五日前後から月末にかけて電話が集中する傾向があります。
お客様は故障や何かトラブルがあってかけてくる場合がほとんどですから、せっぱつまっていることが多いんです。
そういう状況なのに現状では、社名や住所からお聞きして、加入番号やパソコンなどの使用機種の確認をしてからやっと本題に入るわけで、応対に時間がかかってしまいます」とN 氏は説明する。
「発IDサービスが開始されれば、電話番号をキーにコンピュータがデータベースから検索して、顧客情報を端末の画面にボンと出してくれますから、ダイレクトに会話ができるようになる。
つまり、電話での応対時間が短くてすむというわけです。
現在、EB110番は、関東と関西に一カ所ずつあり、名古屋を境に、北が関東エリア、以西が関西エリア(九州を含む)の担当となっている。
センターには十数人の女性がいて、十万社にものぼる顧客からの電話応対にあたっている。
このサービスは開始されてから、すでに十数年経っている。
そのため、昔ながらの多機能電話にはじまり、DOS/Vパソコン、そして最新の W マシンまで、使用機器は顧客によって実にざまざまだ。
それだけに、故障やトラブルが発生した場合は、まず、どんな機種を使っているのかを確認しなければならない。
しかも現在のデータベースでは、住所や社名、口座番号といった基礎的なデータしか登録できないため、何回も電話があってもその電話内容まではわからない。
給料日なのに社電話がつながらないということも少なくなるだろうし、しかも、着信履歴も残せるようになる。
すると、前回、どういう内容で電話してきたのか、こちらの説明の仕方が悪かったのか、お客様の方で使い方を理解していらっしゃらないのかということもわかりますから、スピーディーで的確な対応ができるようになり、サービス向上につながると考えています。
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